4月23日
「ストーリーダイジェスト」ページ新設!

 

従来アトリエシリーズに比べ、舞台のスケールが大幅にパワーアップした「イリスのアトリエ」。
そのストーリーも、壮大で謎多いものとなっています。
そこで今回は序盤から中盤にかけて注目のシーンをピックアップしながら、その世界などをより深く掘り下げて、ご紹介いたします。

 
 エスビオール地方にその名を轟かす「天空都市」アバンベリー。
 セラスト山山頂に存在し、街のような人工建造物が見えるため都市と呼ばれているが実際のところは誰も正体を知らない。昔から、各地に点在する村落などにこのアバンベリーに関係がありそうな伝承が残っていて、それらを解釈した結果数々の財宝が眠る夢の古代都市ではないかと思われるようになった。
 セラスト山は一枚岩の岩盤のような場所が多いため登頂するのは難しく、たった一カ所、一本の筋のように緩やかな傾斜になっている麓には、その山間道を塞ぐように「門」が立ちはだかっている。
 これが通称「ヒンメルの門」。あちこちに苔がむし、長い年月が経過していることを物語っている。一説によるとカボックの街が誕生するはるか昔からその場所にあったのではと言われている。
 アバンベリーを目指すならず者たちが破壊を試みたこともあったが、不思議な力に守られているのか、傷一つ付けられなかったという。今ではアルカヴァーナ騎士団が目を光らせているため、門に近づくことすら困難になってしまっている。
 カボックで幅を利かせているアルカヴァーナ騎士団のトップである男─ムル。もともとは騎士団とは何の関係もなく、ふらりと現れた謎の人物であり、その経歴は全く不明。
 ベグルとはまた別の理由でクレインたちの前に、幾度となく立ちはだかることとなります。
 リイタの抱える秘密。これが今回のストーリーの中で大きな意味を持っています。
多くは語れませんが、一部シーンをご紹介しましょう。
 エスビオール地方には、人間と同等以上の知能を持っており、複数の言語を喋ることが出来る不思議な動物がいるという伝説がある。見た者がほとんどいないため「幻獣」と呼ばれている。ときどき「見た!」という者が現れ騒ぎになることもある。
 幻獣はどこかで人知れずひっそりと集落を作って生活していて、そこは幻獣の隠れ里と呼ばれているのだという。
 数奇の運命の糸に翻弄されながらもついにヒンメルの門を開くことに成功するクレイン。
しかし、彼と仲間たちの本当の冒険はここから始まるのだ。
 従来シリーズではあり得なかった壮大な舞台とドラマをバックに、クレインが、リイタが、仲間たちが、それぞれの夢に向かって走り続ける。