2月27日
「世界設定」ページ新設!
 
 四方を広大な海に囲まれた3つの大陸からなる、精霊マナの力のもと、人間が統治している世界レガルザイン。
その中でも自然豊かで動植物も多いエスビオール地方は比較的古くから人間が住んでいたと言われている。かつてはいくつかの国家によって統治されていた地方だが、今ではスレイフ王国という国がエスビオール地方の統治権を持っている。エスビオールは広大な土地で、海あり陸あり、火山あり森ありの極めて自然豊かな地方である。そこにいくつかの民族が街を作り生活している。ただ南エスビオール地方は周囲が山と海に囲まれていることと、100年ほど前から危険な魔物が多くなったことから、スレイフ王が十分に統治出来るような状態ではなくなってしまったため街の1つ1つが独自に統治(統治都市)している状態である。(王都レイナンは北エスビオール地方に存在)現在の南エスビオールでは、封印された天空都市アバンベリーの下に存在する街カボックが一番大きく、中心都市と言われている。
 
 100年程前からエスビオール地方の各地に突如現れるようになった魔物の一種、「ゲヘルン」。一説には冥界の使者とも言われ、ただ現れ漂うだけで意思を持っているのかどうかさえわからない不思議な存在ですが、これに魔物が引きつけられられてくる、特徴を持った魔物です。魔物の一種ですが特に抵抗もしないのでゲヘルン自体は子供でも倒すことができるのですが、その周りは魔物ので溢れるため並みの人間では近づくことも難しく、人里に出現するとかなり厄介な存在となります。
 ゲーム内では、ゲヘルンがいるマップは敵の出現率が上がります(複数のゲヘルンが存在すると、より出現率がア ップ!)。ゲヘルンは源素還元などで破壊することで敵の出現率が下がるので、見つけたら破壊するのが吉、です。
 ただゲヘルンは自然発生するので、暫くするとまた現れていることも…
 
 南エスビオール地方の中心に煙突のように突っ立っているセラスト山。このセラスト山の麓にある都市がカボック、人口3000人程度、セラスト山やバスカウッドの森などに囲まれた平野部に造られた街である。
 カボックは割と古い街だが、その誕生は特殊である。セラスト山の山頂には謎多き古代天空都市アバンベリーがある。アバンベリーには財宝があるというウワサがまことしやかに流れ、その財宝を狙うために各地から猛者が集まった。しかし山麓にある開かずの門、通称ヒンメルの門を誰も突破することが出来ず、彼らは麓にとどまらざるを得なかった。そうして出来たのがこのカボックである。今ではかつての面影は薄くなり、普通の街として機能している。
 

クレインは、このカボックの街に拠点を得ることになります。そして写真にはなんだか見たことのあるものが…。
そう、今回も拠点はクレインの工房として機能するのです。

 

 ゲヘルンの脅威にさらされている一般市民の安全を護るためゲヘルンと魔物を狩る者。それが「ガルガゼット」です。
ガルガゼットは、収入源が一般市民の寄付(定型化しているので税に近い)で成り立っていて、いわば街ぐるみの傭兵組織の雇われ冒険者(拠点はカボック)。もちろん危険度の高いゲヘルンには高報酬が与えられ、場合によっては護衛なども請け負ういます。
命を落とす危険もありますが、誰でもなることが出来て、人々に感謝され高額の報奨金も得られる仕事ということで、いまやエスビオールの子供にも大人にも大人気の職業です。

 
カボックの街の側に造られた仮設演劇場で、定期的に演劇団がカボックに訪れてここで演劇を上演している。カボックには大衆娯楽があまり無いため、この演劇団がやってくるのを待ちわびている人も多い。普段、演劇団がいない時期はここは野ざらしで子供の遊び場にもなっている。
 
 カボック東部に位置する原生林。まがまがしい雰囲気や危険な動植物が多いため、立ち寄る人間はほとんどいない。
 森に隣接して「イリスの寝所」と呼ばれる古代遺跡があったり、森の中心部付近にどういった意図で造られたか分からない石のサークルがあったりするため、大昔にはこの森に人が住んでいたのでは?と考える学者もいる。今は「魔女」が住んでいるというウワサだけが残っている。
 

 カボックの中心部にはガーリントン大聖堂という大きな聖堂あります。ここはかつてアバンベリーを信奉するというカボック唯一の教会として使われていたのですが、目的を同じくするアルカヴァーナ騎士団が台頭してくるとその本拠地として使われるようになりました。
 アルカヴァーナ騎士団は、カボックの治安の乱れを正すため、そしてカボック周辺の平和を守るために存在していたのですが、ここ最近アバンベリーに近づく者には無条件で攻撃するようになった(理由は不明)ため、今では街の嫌われ者になってしまっています。

 
 かつてカボックのあるあたりが、まだ国家として統治されていた時代に使われ ていた建造物。ちょうどこのあたりに当時の国境があり、隣国ににらみを利か せていたという。だが、建造されたのはもっと昔らしく、実際、要塞にしては 何だか用途が分からない穴があったりと謎めいた物もある。その後魔物が増え、 まともに統治出来なくなった時の王スレイフが南エスビオール地方を放棄した 今は、ここに駐屯していた兵士もいなくなり代わりに盗賊たちがねぐらとして 利用している。 正式名称はガルガイユ大要塞だが、現在の通称は「百人砦」。砦に住む盗賊が 砦の前を通る街道を仕切っているのだが、それが100人くらいいるからとい うのが理由である。
 
 地震か何かで大地が裂け絶壁の断崖となっている場所。この裂け目は夕日をまともに受ける場所で、夕方になるとその壁面が茜色に染まるという。土地柄、アードラのような猛禽類が多数生息しており、またそれを狩るハンターも住んでいる。裂け目を下っていくと、谷底には川や滝、雨水が流れ込んで出来た泉がある。この谷に住む部族伝承では、この泉には願いを叶えてくれる女神がいる、らしい。
 
 昔、このあたりにあった小国家カ・ルダーの王の名を冠している遺跡。上面が巨大な遊技盤になっており、当時はその遊技盤を見下ろす位置でカ・ルダーがゲーム(模擬戦)を楽しんだ。この遺跡はそのためだけにあるのではなく、カ・ルダーが集めた財宝の隠し場所でもあったと伝えられている。しかし今では真実を知るものはなく、また強力な魔物の巣窟になっていることもあり誰も近寄ることはない。