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 『フォークナー』

チームオーナー、トム・フォークナー率いる新興チーム。コンパクトな機体、無駄を極力省いたシンプル構造により、素直な操作性を引き出すことに成功したマシンでドライバーからの評価も上々である。新興チームだけあって戦闘力はイマイチだが、近い将来チャンピオンチームになれるともっぱらの評判である。
・マックス・テンダー(Max−Tender)
今年このフォーミュラ・ハイパワードレースの世界に飛び込んだルーキー。今年の新人はフィリス・テオドールと彼の二人だけである。経験が無い分操縦は荒削りだが彼の最大のセールスポイントは「逆境になればなるほど燃える」熱い根性。 武器を全て使い果たしていても、敵のマシンの方が性能が良くても、勝機があるうちは決して諦めないねばり強さを持っている。チェッカーフラッグが振られるまで油断のならない相手といえよう。 「FORKNER」チームは飛び抜けた戦闘力は持っていないが逆に欠点もないバランスの取れたマシンであるため、大化けする可能性がある。 とにかく熱い性格なので常にスロットル全開、度胸があるのでブレーキング競争にも強い。ただしイノシシ的な気性なので攻撃を受けたり挑発されたりすると周りが見えなくなり反撃に転じやすいのが欠点だ。
  ・ウィリアム・チップス(William−Tips)
「鉄人ウイリアム」と彼を呼ぶ者もいるくらい、この激しいフォーミュラ・ハイパワードレースで長期参戦を果たしている。出走回数は現役最多(歴代2位)、年齢もゼナム・ユーゴーに次いで2番目である。 彼の偉大なところは、単に丈夫なだけでなく総合優勝2回をはじめ、数々の好成績を収めていることである。ただ最近はさすがに年齢的にきついのか、ベテランのテクニックでカバーしているが華やかさはなくなった。今年セカンドドライバーの位置に納まっているのも、ファーストドライバーのマックス・テンダーを後ろからサポートして育成するためであり、 彼が優勝争いに絡むくらいまで成長したら引退するのでは、という噂も流れている。 彼のレース運びはワンチャンスをものにするというものである。決して無理はしない。特に最近は体力では勝てないことが分かっているため、派手な競り合いを好まない傾向にあるようだ。 一見勝ちを望んでいないかのように見えるがこつこつポイントを重ねてしっかり上位に食い込むあたりはさすが。
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