C&M・チームロゴ
 『シー・アンド・エム』

シャルル、マルテル兄弟がチームを興したのは2016年。第1回グランプリが開催された年から参戦し続けている唯一のチームである。以前はエンジンパワーが勝敗のカギを握っていたが近年はテクニカルなコースレイアウトになったため、 必ずしも大出力エンジンが最強とは言えなくなった。しかしC&Mは今回もまた最高速重視のマシンでレースに臨む。こだわりのマシンといえよう。
・ジャン・ラスコー(Jean−Lascaux)
2035年度の総合チャンピオン。翌年、レース中の事故で1年を棒に振るがそのさらに翌年見事にレースに復帰し、ファンから「フェニックス・ジャン」との愛称で呼ばれるようになった。 手堅いレース運びには定評があり、今年もカール・エンデュミオンと並んで優勝候補の一人である。ただ最高速重視のC&Mの機体とは相性が悪いらしくいまいち真価を発揮出来ないでいる。 基本戦術は、無理にトップに立たずじっと2、3番手で様子をうかがって常にプレッシャーを与え続け、ラストラップで一気にスパートをかけるというものだ。その姿はさながら獲物を狙うハンターのようである。
  ・ダルタニウスJr.(Dartanius Jr.)
今年6年目の中堅パイロット。「BAHNES」「AKASHINA」 チームなどを渡り歩き、今年からC&Mのセカンドドライバーである。父親はかつて「VELVET Works」に所属していたこともある名パイロット、ジュリアン・ダルタニウス。 一発の速さにキラリと光るものがあるが操縦にムラがあり惜しいところで勝利を逃したことが何度かある。しかし速度が出るC&Mの機体を非常に気に入っており、今年はファーストドライバーのラスコーを喰うシーンが度々見られるかも知れない。 予選のような、一発勝負に非常に強いのが大きな特徴である。その分本レースでは終盤つまらないミスで自爆することが多い。持続力がない性格のようである。
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